皆さんいかがお過ごしですか?
さて、今日は知っているようで知らなかった、老人ホームの種類と選び方についてお話しします!

一口に老人ホームと言っても、なんと12種類もあります!!
大きく分けると、老人ホームは、施設の特徴により「介護型」と「住宅型」に分かれます。
介護型施設
入浴や排泄の介助、食事や生活支援サービスなどを施設が総合的に行うのが特徴です。
住宅型施設
生活支援などの施設の基本サービスに、訪問介護や訪問看護、デイサービスなどの介護サービスを利用者が選び介護体制を整えていくのが特徴です。
「施設にお任せしたい方」は介護型、「ご自身で選択したい方」は住宅型がおすすめということですね♪

では、介護型施設にはどのようなものがあるのでしょうか?
次のの8つになります。
@ 特別養護老人ホーム 福祉施設
比較的低コストの施設で看取り対応可能な施設もある。個室・多床室がある。
A 老人保健施設 福祉施設
自宅に戻れるようリハビリが必要な場合に入所できる。入所期限がある。
B 介護療養型医療施設 福祉施設
急性期の治療後、長期の療養が必要な場合に入所が可能。実際には重度の方向け。
C 介護付有料老人ホーム〔特定〕 民間
24時間体制で介護が受けられる。自立型・混合型・介護型のタイプ有。
D サービス付き高齢者向け住宅〔特定〕 民間
24時間体制で介護が受けられる。サービス付き高齢者向け住宅のような自由度はない。
E グループホーム 民間
同一市内に住所がある認知症の方だけが入居可能なアットホームな施設。
F ケアハウス〔特定〕 福祉施設
24時間体制で介護が受けられる。比較的低コストで入居が可能。
G 小規模多機能居宅介護施設 民間
利用者が施設への通いを中心に、宿泊・自宅訪問を組合せて選択できる。

住宅型施設は次の4つになります。
@ 住宅型有料老人ホーム 民間
厚生労働省の管理規定など運営基準を満たした老人ホーム。要介護時には訪問介護などと個別契約して利 用する。
A サービス付き高齢者向け住宅 民間
安否確認と生活相談サービスを提供する高齢者住宅。要介護時には訪問介護などと個別契約して利用す る。
B ケアハウス 福祉施設
諸事情により在宅が困難になった方向けの施設。入居者の所得に応じて補助があるので、低所得者も入居 しやすい。
C その他高齢者住宅 民間
バリアフリー対応の高齢者住宅。公的なシルバーハウジングや、サービス付き高齢者向け住宅などの要件 を満たさない施設があり、施設によってサービス内容は様々。

色々な種類があり、入居対象者や費用・サービス内容が異なる複雑な老人ホーム。次回は代表的な4施設をご説明いたします♪