研修内容はとても勉強になり、改めて感染予防と対策について考えさせられることばかりでした。
ご講演いただきました株式会社あかね福祉 S様ありがとうございました。
感染症は、原因となる病原体や感染経路が異なりますが、基本的な予防方法は同じです。
例えば、インフルエンザ(季節性)の感染経路は次の2つです。
飛沫感染
感染者のくしゃみや咳、つばなどの飛沫と一緒にウイルスが放出
別の人がそのウイルスを口や鼻から吸い込み感染
(*主な感染場所:学校や劇場、満員電車などの人が多く集まる場所)
接触感染
感染者がくしゃみや咳を手で押さえる
その手で周りの物に触れて、ウイルスが付く
別の人がその物に触ってウイルスが手に付着
その手で口や鼻を触って粘膜から感染
(*主な感染場所:電車やバスのつり革、ドアノブ、スイッチなど)
そこで、ドアノブやスイッチにブラックライトに反応するクリームをウィルスに見立ててこっそり塗っておき、どのくらい手をきれいに洗っているか抜き打ちチェックしました


べったりついているとこのように反応します

それぞれ自分の手にのこっているクリームを見てびっくり!気を付けなければいけないと改めて気が引き締まる思いでした。

私たちは毎日、様々なものに触れていますが、それらに触れることにより、自分の手にもウイルスが付着している可能性があります。
ウイルスの体内侵入を防ぐため以下のことを心がけましょう
•外出先から帰宅時や調理の前後、食事前などこまめに手を洗う
•ウイルスは石けんに弱いため、次の正しい方法で石けんを使う

まとめ
「感染予防の3原則」
1.感染源(菌)を持ち込まない
施設の入り口で、除菌する(手指消毒・うがい等)
2.感染源(菌)を拡げない
1ケア1手洗いの実践、施設内環境の整備(手すり、ドア等の除菌)
3.感染源(菌)を持ち出さない
外出、帰宅時前に、施設内での除菌対策の実施
具体策として
◆出入り口への手指消毒、うがい薬、マスクの設置
◆洗濯時の除菌対策(ご利用者様、スタッフ双方で)
◆食事時の除菌対策(手指、テーブル、食器等)
S様をはじめ、スタッフの皆様、遅くまでの研修会ご参加いただきありがとうございました。お疲れ様でした。
早速明日から活用していけるよう意識し取り入れていきましょう

【konnoの最新記事】