2018年05月16日

ヘルパーステーション定例会議を行いました

毎月第3火曜日はヘルパーステーションたんぽぽの定例会議が行われております。
(今回は5月15日に行いました。)

参加者は代表をはじめ、ヘルパーステーション全スタッフ、有料老人ホームの主任と副主任になります。

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この日の議題は以下の3点についてです。

@ 今年度の事業計画について
A 介護員(ヘルパー)の心得について
B ヘルパーステーション社内研修計画について


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まず、今年度の事業計画についてです。

《現状の総括及び課題と改善点》
・居宅介護支援事業所等の関係機関との連携を密にし、地域ニーズの把握に努め、住宅福祉サービスの推進に努める。
・介護保険事業の取り組みを強化し、地域に貢献する在宅福祉サービスの拡充に努める。
・訪問介護サービスの提供に関する研修会に積極的に参加し、職員の専門性及び実践力の向上を図る。
・人権研修、接遇研修等に参加し、職員の資質の向上を図る。
・サービス提供責任者研修会へ参加し業務管理と人材育成を適切に行う。

《サービスの基本方針》
・ご利用者様アンケートの実施や、定期的なサービス向上会議の開催により、サービスの質の向上を目指す。
・ご利用者様のニーズに沿った介護サービス計画を作成し、計画に沿ったサービス提供を行う。
・身体介護等の提供にあたり、より安全かつ快適なサービスを提供するために、業務マニュアルの見直し及び業務改善を図る。
・リスクの分析・評価を定期的に行い、事故防止に努める。

《行動目標》
関係市町村、地域の保健・福祉サービスとの綿密な連携をはかり、総合的なサービスの提供を努める。

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次に、介護員(ヘルパー)の心得についてです。

介護士の仕事は、対人サービスが基本となります。
その為、接遇についての考えがとても大切になってきます。
そもそも接遇やマナーは、飲食やホテルなどのサービス業で知られている言葉でしたが、最近では病院や介護現場での研修としても取り組まれることが多くなりましたね。

「接遇」という言葉には、「人と接する」+「もてなす」という意味が含まれています。また「マナー」とは、自分以外の誰かと共通の空間を過ごす時に必要になる「振る舞い」のことを意味します。つまり、お互いが心地よく過ごすための「想いやりの気持ち」と「行動」といえます。

自分がどのような行動をとれば、相手が「心地よく感じられる」のかを考えて行動することこそが最も重要ということを心得えておくことが大切です。

ご年配の方と接する機会が多い介護職員において、この接遇やマナーはより良いサービスを提供するために重要なスキルとなっています。目の前にいるご利用者様一人ひとりの心に寄り添って、その方が「求めているものを提供する」という気持ちが大切です。

介護事業所は選ばれる時代になりました。接遇の技術を磨き、ご利用者様にとって「安心できるスタッフ」、ご家族から「選ばれる施設」を目指します。

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最後にヘルパーステーション社内研修計画については以下の通りです。

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私たちヘルパーステーションたんぽぽでは、住み慣れたご家庭で自立した生活が営めるよう、各ヘルパーがお一人おひとりに寄り添いお手伝い致します。お気軽にご相談下さい。


posted by ハナ at 13:14| ヘルパーステーション

2018年03月13日

ホームヘルパーで役立つ 主な介護の資格

さて、今日は「ホームヘルパーで役立つ 主な介護の資格」についてご紹介させていただきます♪

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まず、主な資格は次の3つになります。

介護職員初任者研修

介護職として必要なスタートラインの資格で、かつてのホームヘルパー2級に相当(ヘルパー2級は2013年に廃止)。もっとも取得しやすい介護の民間資格です。
130時間の基礎知識・倫理・実務を学び、最後の試験に合格して取得できます。ホームヘルパー(訪問介護員)は、最低限この資格がないとできません。

実務者研修

実務者研修は、介護職員初任者研修よりも、もっと詳しく幅広く知識や技能を身につけられる民間資格。基本的な介護提供能力の修得に加え、医療的ケアに関する知識や技能の習得が大きな目的で、かつてのホームヘルパー1級や介護職員基礎研修に相当(2013年に実務者研修に一本化)。

介護福祉士

さまざまある介護の資格のなかで、唯一の国家資格です。直接介護を行う資格の中で、最上位の資格といえます。介護福祉士の資格を取得するには、一定の実務経験を経てから所定の研修を修了するルートや、福祉系の学校・養成施設を卒業するルートなど、複数のルートがあります。

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では、ホームヘルパーの魅力・やりがいとはなんだと思いますか?

一番の魅力は、マンツーマンの濃い関係で、個別ケアができることだと思います。

ご利用者様の自宅を訪ねるため、おのずと「個別ケア」になります。その人らしさを大切にしたオーダーメイドのケアを作っていけます。ご利用者様との関わりも深く、感謝の言葉を直接言われることも多いでしょう。

また訪問介護の仕事は、基本的に1人で訪問し、1人でケアします。しかし、訪問介護も施設介護もいかにご利用者様の為に良いサービス・ケアを提供できるかを考えて行動することに違いはありません。
また、個人のお宅へ訪問するのは一人ですが、ヘルパーステーションで他のスタッフと情報を共有したり、ケアについて相談し、学ぶことも日々あります。

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また、働く時間が自由に決められる、短時間単位で働けるという特徴もあります。

ホームヘルパーは、正社員・正職員だけでなく、パートや、登録ヘルパーという働き方もできます。
働き方にもよりますが、パートや登録制のヘルパーであれば、自分の好きな時間に勤務できます。また登録ヘルパーであれば、ダブルワーク(副業)が可能な場合が多く、自分のスタイルに合わせて、短時間単位で働くこともできます。

そのため、ホームヘルパーは比較的、自宅に近い場所で働いているケースが多めです。
プライベートを大切にしながら勤務できるため、お子さんがいる人、自ら介護をしている人、別の仕事をしている人、夢や趣味を大切にしている人などが、空いている時間に働くケースも多いようです。

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いかがでしたでしょうか?
今後も福祉の情報について少しずつ発信させて頂きたいと思います♪
仕事について、またご利用について何か分からないことなどありましたらいつでもご相談してくださいねぴかぴか(新しい)


posted by ハナ at 09:06| ヘルパーステーション

2018年02月07日

知っておきたい!ホームヘルパー(訪問介護員)とは?

介護に悩むアナタに!〜訪問介護とは〜

今回は、知っていてよかった!「訪問介護」についてご紹介させていただきます。

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時代の流れと共に、家庭での介護の考え方捉え方も変化してきています。
現在の家庭での介護をするうえで、不安な部分としては・・・

「介護をしながら仕事が出来るのだろうか?」

「親を一人にしておく時間が心配」

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そんな不安を解消する一つのツールとして「訪問介護」というサービスがあります。

・「住み慣れた自宅で、安心してゆったりと過ごしたい」・・・
・介護を必要とされる方も、ご家族も共に安らぎを感じてほしい・・・
・もっと自分の人生を楽しんで笑顔を実感できる、安らかで豊かな暮らしを大切にしていきたい

そんな願いを叶えるために、ホームヘルパー(訪問介護員)がサポートいたしますぴかぴか(新しい)

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さて、そんなヘルパーステーション在籍のホームヘルパー(訪問介護員)は介護が必要な方の自宅を訪問し、日常生活のお手伝いをする仕事です。

食事や洗濯などのほかに、生活上のアドバイスや精神面のサポートも行います。
今回はそんな、ホームヘルパー(訪問介護員)の仕事内容をご紹介します。

ホームヘルパー(訪問介護員)の仕事内容
大きく分けると「身体介護」・「生活援助」・「通院介助」の3つになります。

ホームヘルパー(訪問介護員)は、その名のとおり、“自宅”で暮らす要介護者の日常生活の援助を行う介護スタッフです。介護保険上では「訪問介護員」と呼びます。

決められた時間に、要介護者の自宅を訪問し、必要な介護サービスを行います。
どんなサービスを行うかは、要介護の状況によって異なりますが、あらかじめケアマネージャーやサービス提供責任者と、ご利用者様やご家族様との間で相談の上、決定されています。

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「訪問介護員」が担うサービスは、主に次の3つです。

1.身体介護
排せつ、食事、着替え介助、入浴など、身体に直接触れて行う介助と、それに伴う準備や片付け。この中に、治療食や流動食の調理も含みます。

2.生活援助
掃除、洗濯、調理、買い物などの家事の援助や、薬の受け取りなど。身体に直接触れない範囲の身の回りのお世話です。

3.通院などのための乗車・降車の介助
ホームヘルパーが自ら車を運転し、利用者を病院へ連れて行き、移動(歩行・車椅子走行など)や受診手続きを介助します。

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「訪問介護員」は「家事代行」ではなく、介護のプロフェッショナルですぴかぴか(新しい)
訪問介護の仕事の一部である「生活援助」は、家事代行に似た部分があります。そのため、家政婦やお手伝いさんと混同される場合がありますが、全く異なります。

訪問介護は、“要介護者の普段の暮らし”をサポートするものです。
特別なことは含まれません。
たとえば、大掃除や庭の草刈り、お客さんが来るときの食事作り、徹底的な窓ふきなど、大がかりな家事は支援外になります。

また、介護保険サービスは、あくまで要介護認定を受けた方へのサービス。
利用者さん1人分の食事をつくるのは作りづらいからと、ついでに同居家族の分を作ることもしません。
家族の部屋の掃除や家族の衣類の洗濯なども含まれません。

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一方で、ホームヘルパーには、要介護者や家族に生活上のアドバイスや精神的なサポートをすることも期待されています。
介護が必要になると、外出や社会との接点が減り、気持ちが沈みやすくなります。
そんな中で、「自宅に来てくれるホームヘルパーが、もっとも身近な相手」というケースは少なくありません。
また要介護者の家族の多くは、介護疲れを感じています。ホームヘルパーは介護の仕事を通じて、家族の負担を軽減することもできます。

ホームヘルパーは、家事代行ではなく、在宅介護を支えるプロフェッショナルなのですぴかぴか(新しい)


さて、次回はホームヘルパーで役立つ 主な介護の資格についてご紹介させていただきます!
お楽しみに♪


posted by ハナ at 16:42| ヘルパーステーション